ダイナミックファスナーのデメリットとは?構造について解説

ダイナミックファスナーとGoogle検索を行うと、「ダイナミックファスナー デメリット」というキーワードが出てくるようになりました。これは、「本当に効果があるのか」「費用に見合うのか」「メンテナンスが大変なのでは」という、ごく自然な疑問から来るものです。

今回は、制震ダンパー「ダイナミックファスナー」の構造や特徴を分かりやすく紹介しながら、導入工務店様や施主様より寄せられる「デメリット」について解説していきます。

この記事を監修した専門家

愛知淑徳大学 建築学部 教授
古田 智基

愛知県名古屋市出身。子供時代は活発に過ごし、大学では日本は有数な地震国であることから耐震工学を専攻。二十数年の企業経験を積み、愛知淑徳大学の教員に至る。

ダイナミックファスナーのデメリットとは?

新築住宅やリフォームで制震装置の導入を検討するとき、多くの方は「本当に必要なのか?」「費用対効果はどうなのか?」という疑問を持ちます。制震装置は目に見えない部分に設置されるため、効果が実感しにくく、購入前に不安を感じるのは当然のことです。

「ダイナミックファスナー デメリット」という検索には、導入前に正直なデメリット情報を知りたい、という健全な判断欲求が反映されています。今回はよくいただく疑問に正面から向き合って解説します。

ダイナミックファスナーへの不安に対する答え

ダイナミックファスナーをはじめとした、制震装置の導入の際には以下のような質問をよくいただきます。

  • そもそも制震と耐震は何が違う?
  • 費用が高いのでは?
  • 効果が本当にあるのか分からない
  • 地震の種類によって効き方が変わるのでは?
  • 定期的なメンテナンスが必要なのでは?

こうした疑問の多くは、制震装置の仕組みやダイナミックファスナーの構造を知ることで解消できます。

効果が分かりにくい

制震装置の課題の一つが、「効果が目に見えにくい」という点です。耐震構造は壁量や金物の施工状況を確認できますが、制震装置は実際に地震が起きないと効果を実感しにくいのが実情です。

一方で、耐震構造は地震の揺れを受けるたびにダメージが蓄積します。近年の地震では、本震だけでなく繰り返し発生する余震によって建物の損傷が広がるケースも指摘されています。2016年の熊本地震でも、複数回の大きな揺れによる被害が問題となりました。

制震ダンパーは地震エネルギーを吸収し、建物へのダメージを抑える役割があります。繰り返しの揺れへの備えとして、その有効性が評価されています。

ダイナミックファスナーは、振動台実験や解析データによって効果が数値として検証されています。効果の根拠を客観的に確認することができます!

費用がかかるのでは?

制震装置の導入には初期費用がかかります。ダイナミックファスナーも例外ではなく、設置する数量や住宅の規模によって異なりますが、一定のコストが発生します。ただし、費用を考える際には「長期的な視点」が重要です。制震ダンパーを導入することで、地震による耐震性能の損傷を抑え、倒壊リスクを減らし修繕や建て替えコストを下げる効果が期待できます。

さらに、ダイナミックファスナーの設置には特殊な技能や工法を必要としないため、工事コストも抑えられます。

地震の種類によって効き方が違うのでは?

地震には、短い周期で揺れる「短周期地震」と、長くゆっくり揺れる「長周期地震」があります。「特定の周期の揺れにしか対応できないのでは」という疑問は自然な発想です。

ダイナミックファスナーは高減衰ゴム×金属のハイブリッド構造のため、広い周波数帯の揺れに対応できる設計になっています。短周期・長周期の両方の地震動に対して一定の制震効果が期待できる点は、大きな特徴のひとつです。

高減衰ゴムと金属、それぞれのメリットを活用したハイブリッド構造のダンパーなので、油圧や金属・ゴム単位のダンパーの弱点を超えた効果を発揮します!

メンテナンスが必要なのでは?

「ゴムを使っているなら劣化するのでは?」「定期的に交換が必要では?」という疑問もよく聞かれます。

制震ダンパーは建物内部の密閉された環境で使用されます。紫外線・雨水・温度変化などの外的要因から守られているため、通常の使用環境であれば長期間にわたって性能を維持できるとされています。ダイナミックファスナーは基本的にメンテナンスフリーを前提とした設計であり、交換コストを心配する必要は基本的にありません。

ダンパー内にある金属をビルの免震構造にも使われる高減衰ゴムが覆う形なので、金属の劣化がしにくい設計にもなっています!

疑問や不安があればお気軽にご相談ください

ダイナミックファスナーは、金属と高減衰ゴムを組み合わせたハイブリッド構造の制震装置です。広帯域の地震動に対応し、繰り返しの揺れにも耐久性があり、メンテナンスフリーで長期間使用できる制震ダンパーです。耐震構造と組み合わせることで、住宅の総合的な地震対策性能を高めることができます。

「ダイナミックファスナー デメリット」として検索されるような疑問点は、仕組みを正しく理解することで解消されます。今回解説した疑問以外で何か不安な点があれば、まずはお気軽にご相談ください。

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*兵庫県南部地震 震度7クラスの821ガル 92.2kineの原波で算出