地震のときに家の中で安全な場所は?安全を確保するための具体的対策

地震が発生した場合、家族と自分の命を守るためには、事前に適切な対策を講じておく必要があります。この記事では、地震発生時に家の中で最も安全な場所を見つけるための条件と対策、および家の耐震性を高める方法についてお家まるごと制震シェルターが解説します。地震に対する備えをしっかりと行い、安心して過ごせるようにしましょう。

家を安全な場所にする条件

地震発生時に家の中で安全な場所を選ぶためには、以下の3つの条件を満たす場所を見つけることが重要です。

避難しやすい場所

地震が起きた後、素早く安全な場所に移動できることが重要です。そのため、玄関や窓など避難経路に近い場所を選ぶことが望ましいです。また、地震の揺れによってドアが開かなくなる可能性も考慮し、窓がなく密閉された部屋、例えばトイレやお風呂場は避けるべきです。

落下物が少ない場所

地震発生時には、家具や食器などが落下して怪我をするリスクがあります。落下物が少なく、頭上に物が落ちてこない場所を選びましょう。特に、ガラス製品や陶器、重い物は、高い位置に置かないように注意が必要です。

窓ガラスの破片から身を守れる場所

地震発生時には、窓ガラスが割れて破片が飛散する危険があります。窓ガラスから離れた場所、または窓ガラスの破片が飛んでこない場所に身を潜めるようにしましょう。窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るなどの対策も有効です。

家の耐震性と地震対策の重要性

家の中の安全性を高めるためには、家の耐震性も非常に重要です。耐震性とは、地震の揺れに耐える建物の強度のことを指します。新築を検討の上で地震対策に力を入れたい場合は、耐震に注目してみましょう。

既存の住宅については、耐震診断を行うことで家の耐震性を評価できます。耐震診断の結果、耐震性が不足している場合は、耐震補強工事を行う必要があります。耐震補強工事には、柱や梁の補強、壁の増設、基礎の補強などがあります。

耐震と似た言葉で、制震という言葉もあります。耐震と制震は違いをきちんと理解しておかなければ、地震に対して効果を上手く発揮できません。

耐震と制震の違い

  • 耐震:建物の強度を高めることで地震の揺れに耐えるようにする技術です。
  • 制震:地震の揺れを吸収することで建物の揺れを抑制する技術です。耐震と制震を組み合わせることで、より高い安全性を確保できます。

制震装置の代表例:制震ダンパー

制震ダンパーは、地震の揺れを吸収する装置です。制震ダンパーを設置することで、建物の揺れを抑制し、被害を軽減できます。耐震性が高い住宅に制震ダンパーを設置することで、さらに高い安全性の確保が可能です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

耐震だけでは安心できない!「プラス制震」できていますか?
建物の地震対策には主に、「耐震」「制震」「免震」の3つがあります。それぞれ効果もちがいますし、費用もいろいろです。

耐震性能を守る制震でより安心な地震対策を

地震発生時に家の中で命の安全を守るには、避難しやすい場所、落下物が少ない場所、窓ガラスの破片から身を守れる場所を選ぶことが重要です。さらに家の耐震性能を守るためにも制震の導入がおすすめです。

お家まるごと制震シェルターが提供する制震ダンパー「ダイナミックファスナー®」は、金属と高減衰ゴムのハイブリッド構造を採用した画期的な制震装置です。筋かいに設置する分散配置型の設計により、どの方向からの揺れにも対応し、建物の揺れを95%以上軽減する性能を発揮します。また、耐久性に優れた素材を使用しているため、100年という長期の製品保証を実現しています。

施工も簡単で、設置コストを抑えられるのもダイナミックファスナー®の特長です。大切な家族の命と財産を守るため、ダイナミックファスナーを導入してみてはいかがでしょうか。耐震性能と制震性能を兼ね備えた、より安心できる家づくりを実現しましょう。