もしもに備える!マイホームを建てる際に加入しておきたい保険の種類をご紹介!

工務店の皆様のお客様がマイホームを建てられる際、やはり気になるのは「もしも」に備えた保険ではないでしょうか。工務店が直接補償すべきものではなくても、種類や内容を知っておくことで、お客様との信頼関係が強固されるでしょう。

そこで今回は、マイホームを建てる際にお客様へご案内したい保険についてご紹介します。

この記事を監修した専門家

西日本工業大学 デザイン学部建築学科
古田 智基

愛知県名古屋市出身。子供時代は活発に過ごし、大学では日本は有数な地震国であることから耐震工学を専攻。二十数年の企業経験を積み、西日本工業大学の教員に至る。

マイホーム購入時に加入したい保険の種類

マイホームの購入と同時に加入をおすすめすべき保険は、火災保険、家財保険、地震保険の3つです。自然災害の多い日本では、長く安心して暮らすためにも必要な保険といえます。

火災保険

火災保険は、その名の通り火災を補償する保険ですが、その他にも下記のような災害の被害にも対応しています。

  • 落石、破裂、爆発
  • 風災、ヒョウ災、雪災
  • 水災、水漏れ
  • 盗難
  • 破損

しかし、保険会社のプランによっては対象外となる被害もあるので確認が必要です。

地震保険

地震保険は地震の他、噴火や津波のような火災保険では適応外となる自然災害に対する保険です。これらの自然災害により家が倒壊してしまっても、保険内の補償を受けられるため、地震大国の日本において価値の高い保険といえるでしょう。

地震保険ですべてが補償されるわけではない

地震保険に入りたい場合、単体での加入ではなく、原則火災保険とのセット加入となります。そもそも火災保険は火事や風災・水災などのリスクをカバーしますが、地震による直接的な損害は通常含まれません。地震保険に加入すれば、地震・噴火・津波による損害はもちろん、建物の倒壊・家財の破損なども補償されます。

ただし、地震保険で震災後の被害がすべてが補償されるわけではありません。特に、下記2点をご注意ください。

①補償金額の上限
地震保険は、火災保険にかけている30〜50%の補償金額のケースが多く、具体的には家財が1,000万円、建物は5,000万円程度となっています。

②損壊レベル
地震保険は、4段階の損壊レベルで支払われる保険金額の割合が異なります。地震後にも生活が続いていくことを考えると、保険だけに頼らない備えが重要である点を施主様にお伝えしましょう。

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家財保険

火災保険や地震保険は家そのものを守るための保険ですが、家財保険は家以外の物に適用される保険です。必ずしも加入すべき保険ではありませんが、自然災害の発生リスクを考慮し、加入しておいたほうが安心ですね。

備えるべきは自然災害だけではありません!

もちろん、いつ起こるかわからない自然災害に備えて上記で紹介したような保険に加入しておくことは大切です。
一方で、住宅ローンの返済が困難になった際に備えた団体信用生命保険にも加入しておくと安心です。

団体信用生命保険とは、住宅ローンの返済期間中に債務者が亡くなったり所定の高度障害になったりした際に、住宅ローンの残高がゼロになる保険のことです。

住宅ローンは、この団体信用生命保険の保険金から代わりに支払われるため、加入しておらずに債務者が返済不能になった場合には、残された遺族が返済を続けなくてはなりません。

不慮の事故や病気に備えて加入しておくことをおすすめします。

まとめ

新しいマイホームでお客様に安心して生活してもらうために、いくつかの保険を紹介しました。
万が一に備えた保険の種類は多数ありますが、今回紹介した保険は加入される方が多い保険のため、ご興味のある方はこの機会に一度調べるのも良いかもしれません。

また、万が一が起こる前に対策を練ることも大切です。特に地震の発生リスクが高い日本で、耐震性を備えつつ地震に強い家づくりをするには、なかやしき株式会社の「お家まるごと制震シェルター」がおすすめです。

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ご興味のある工務店様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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