耐震性と家の形は関係してる?地震に強い住まいを実現するためのポイントを解説!

いつ訪れるか分からない地震の脅威ですが、こだわりが詰まった大切な家を地震から守りたいですよね。今回の記事では、地震に強い家を作るために大切な3つの構造や、家の形が耐震性にどう関係しているかについて、地震に強い家づくりサービスを提供するお家まるごと制震シェルターが解説します。

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*兵庫県南部地震 震度7クラスの821ガル 92.2kineの原波で算出

この記事を監修した専門家

西日本工業大学 デザイン学部建築学科
古田 智基

愛知県名古屋市出身。子供時代は活発に過ごし、大学では日本は有数な地震国であることから耐震工学を専攻。二十数年の企業経験を積み、西日本工業大学の教員に至る。

地震に強い家の3つのポイント

まず、地震に強い家づくりには「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の3種類の対策があります。それぞれにメリットとデメリットがあるので、順番にみていきましょう。

1.耐震構造:建物の構造そのものを頑丈に造る

耐震構造は、柱や梁など建物の構造そのものを丈夫にすることで地震の揺れに耐えられるよう設計された構造です。柱どうしの間に筋かいを設置したり、耐力壁を効率的に配置するなどして耐震性を高めます。一般的な戸建て住宅やマンションで多く採用されています。

また、耐震構造の費用は新築の建設費に含まれるため、3つの構造の中で比較した場合、建設コストを抑えられるのが魅力です。リフォームで筋かいの追加や柱の補強などをされる場合は150〜200万円ほどかかることが一般的です。

ただ、耐震構造は建物自体は頑丈になりますが、地震などの揺れは上層階に行くほど揺れ幅が大きくなります。
戸建て住宅やマンションの低層階は揺れの影響は少ないですが、上層階を検討される方は、柱や梁などの間隔や耐力壁の配置などをしっかり確認しましょう。

2.制震構造:ダンパーなどで地震の揺れを吸収する構造

制震構造は、壁の内部に制震ダンパーやマンションの上層階におもりなどの装置を設置することで、地震のエネルギーを吸収する構造をしています。主に戸建て住宅から超高層ビル、タワーマンションまで幅広い施設で採用されています。

地震による揺れや歪みだけでなく、風揺れなども装置が吸収するので、耐震構造より揺れ幅を小さく抑え、建物倒壊のリスクも軽減します。

また、制震構造の費用は、建物の大きさや使用するダンパー・装置の種類などによっても変わりますが、一般的なダンパーの場合、戸建て住宅1棟あたりプラス20万円ほどかかります。リフォームで装置を設置する場合はその費用以外にも、壁のリフォーム代が必要となるケースもあります。

地震だけでなく、台風などの強風からくる揺れにも強いことから、両方多い日本では特におすすめの構造といえます。地震の揺れには耐震構造より優れ、コスト面では免震構造より優れているバランスのいい構造です。

3.免震構造:建物自体に揺れが伝わりにくい構造

免震構造は、建物と地面の間に免震装置を設置し、地震の力を直接伝えずに受け流す構造です。
免震装置は建物を支える役目を持ち、地震発生時に建物を横方向に緩やかに移動させる「アイソレータ」と、地震後の揺れを抑える「ダンパー」を用いています。これで地震が起きても建物に振動が伝わりにくく、揺れが伝わりにくいので家具の転倒も抑えられます。マンションなどの上層階でも地震の揺れに対する効果が高いため、最近のタワーマンション等で採用が進んでいる構造です。

免震装置最大のデメリットとして、費用が非常に高額になることが挙げられます。また、立地の範囲や地盤によっては免震構造に向いていない場合や、台風などの強風で舟に乗っているような揺れを感じる事もあります。

耐震性と家の形の関連性

家の間取りや、外観の色や形などのデザインにこだわりたい方も多いかと思います。
地震に強い家を造るには、前述したような3つの構造も大切ですが、実は「家の形」からも強く影響します。

地震に強い家の形

平面形状

地震に強い家の形は、一言で言えば「シンプルな形」です。平面形状から見て、長方形や正方形のようなシンプルな形は、地震の揺れに強いです。

対の関係にある壁同士が、屋根や2階部分を自然と支えるため、地震のエネルギーが壁を伝わり、スムーズに分散されるためです。

立面形状

立面形状もまた、シンプルな形が地震に強いです。1階と2階が全く同じ形で建てられた2階建ての家は、長方形や正方形のようなシンプルな形なので強い家といえます。

特に、2階部分が1階部分より小さい場合は、2階部分ができるだけ1階部分の中央付近に重なっている方が、地震に耐えやすいバランスの良い形です。

また、耐力壁や柱の位置が揃っている家は、地震の横揺れにも強くなっています。

平屋

平屋(1階建て)の建物は、家自体の高さが低くシンプルな形状をしているので地震の揺れに強いです。

平屋は2階がない分、支えるべきは屋根だけです。そのため上からの重さがほとんどなく、震動の力をうまく分散するので揺れにくく、倒壊のリスクも他の形状の家に比べて少ないです。

地震に弱い家の形や特徴

L字型やコ字型のような凹凸のある複雑な形状の家や、建物の1階に駐車スペースがある家、吹き抜けのある家などは、地震に弱い形と言えます。

原理上耐震壁や柱が減ってしまうことや、それらの配置のバランスが崩れることで、家の重心が左右の一方に偏ってしまうことなどから、地震時にねじれが発生し、歪みやヒビ割れなどの被害につながります。

地震に弱い家の形への地震対策

「免震」より手軽に地震に強い家づくりができる「制震」ですが、制震装置には様々なタイプがあり、大型の制震ダンパーを家の内側に数か所配置する「一極集中型」のタイプと、外周部に10数個の制震ダンパーをバランスよく配置する「分散配置型」のタイプに分けられます。

一極集中型の制震ダンパーでは、地震に弱い形とされるL字型やコの字型のような凹凸のある間取りには対応が難しく、取り入れるには家の形を「シンプルな形」にせざるを得ません。

一方、お家まるごと制震シェルターの制震ダンパー「ダイナミックファスナー」は筋かいに取り付ける分散配置型で、外周部へ設置することができるので、凹凸のある間取りにも対応でき、間取りの制限はありません。L字型やコの字型の家は、プライベールな庭が欲しい方や都市部でも日当たりの良い家に住みたいという方などに人気があります。

「地震に強い家がいい!でも憧れの暮らしは諦めたくない!オシャレな家がいい!」という方はぜひ、お家まるごと制震シェルターの制震ダンパー「ダイナミックファスナー」をご検討ください。

まとめ

今回は、地震に強い家を作るために大切な3つの構造や、家の形が耐震性にどう関係しているかについて解説しました。

地震に強い家づくりをするためには、3つの構造のメリットやデメリット、地震に強い形の家について知ることが大切です。

3つの構造の中でも制震構造は、地震の揺れを抑えることで耐震性能を強化し、免震構造よりコストを抑えた地震対策が行える構造なので、新築やリフォームなどの際に導入を検討されてはいかがでしょうか。

お家まるごと制震シェルターの制震ダンパー「ダイナミックファスナー」は、地震の揺れをどの方向からも大幅に低減させ、一般的な制振ダンパーよりもコストを抑えて設置できるので安価な制震化を実現できます。この記事でそれぞれの特徴を比較したり、安心できる家づくりの参考になれば嬉しいです。お客様が安心して生活できる家を建てるためにも、地震に強い家づくりに興味のある方はぜひ一度ご相談ください。

この記事を書いた人

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株式会社ACLIVE

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